先週末、日頃よりお世話になっている【APOTHEKE FRAGRANCE】の工房がある千葉県に行ってきました。
東京駅から千葉駅に向かい、そこからさらにモノレールに乗り換え、みつわ台という駅で下車します。
そこは静かな街で、駅から２分ほど歩くと突如として、工房は現れます。
これで訪れるのは4回目ですが、行くたびにワクワクします。
今回の目的は、現在ドイツに渡り、蒸留酒を学んでいる江口宏志さんとAPOTHEKE FRAGRANCE代表による香りにまつわるお話とフルーツブランデー・ハーブスピリッツのテイスティングが出来るイベントに参加するためです。
江口さんが蒸留酒に魅せられ、ドイツに渡る前に香りを学ぶためにAPOTHEKE FRAGRANCEを訪れたことが縁だそうで、彼はまた面白い経歴の持ち主でもあります。
ご存知の方も多いと思いますが、国内外のアートブックやデザインブックなどを中心に取り扱うブックセレクトショップ【UTRECHT】を立ち上げた方なんです。
単純にあそこまで育て上げたショップを退き、蒸留酒に魅せられ、一念発起し、ドイツに渡るということがとても凄いことだなと…
なかなか真似出来ません。
イベント内では、スライドを使いながら、江口さんが働いている蒸留所のStählemühle（スティーレミューレ）でのお話。
ドイツでの生活、蒸留所の農園の仕事内容や蒸留に至るまでの作業、フレグランスとフルーツブランデーとの香りの違いなど興味深いお話を聞くことが出来ました。
テイスティングは今回、約10種類ほどのフルーツブランデーをご用意していただき、テイスティングさせていただきました。
どのフルーツブランデーも40度以上のモノばかり。
どれも香り豊かで、グラスに鼻を近づけ香り、また少しフルーツブランデーが唇に触れるだけで、フワーっといい香りが包んでくれました。
【グラスの中のアート】と評される理由は、こういうことかと理解しました。
香りも味も衝撃を受けましたが、 Stählemühle（スティーレミューレ）はそれだけに留まらず、パッケージングや打ち出し方が、異常にお洒落。
スライド内で出てきたフルーツブランデーを寝かす部屋やテイスティングルームもこれまた凄いんです。
このクオリティーですよ….
衝撃しかありませんでした。
世界は広いですね。
ジャパンサイトも最近立ち上がったようなので、きになる方はこちらへ。
また本国サイト、江口さんのブログもこちらからご覧ください。
とても勉強になりますよ。
Stählemühle JP→www.staehlemuehle.jp
Stählemühle→www.staehlemuehle.de
江口宏志さん→www.hiroshieguchi.com
APOTHEKE FRAGRANCE→www.apothekefragrance.jp
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